失敗


ブログでは今後グチるまいと思ったが、解禁。

仕事で失敗を仕出かしてしまった。。。凹む

確かに悪かった点もあるかもしれないが、ウソをついたわけではないし、担当者からヒアリングした結果を伝えただけなのに。

努力目標と約束ってそんなに違うのか?努力目標なら達成できなくてもいいというのか?そんな甘い仕事しかできないのか?

矢面に立つのを避け、上段に構えて、お前達が責任とってくれるのか!って。自分から発言するチャンスだってあったのに。。。

まあ、そういうところを見抜けず詰めが悪かったのも事実。


この失敗はくそまじめな自分の性格も起因している気もする。

先日、大ボスに「お前は深刻にとらえすぎや。そんなんやったらしんどくて仕事できんぞ。女にもてへんやろ。」とのたまわれた。

シリアスに物事をとらえすぎてるのかも。もうちょっとチャランポランでもいいのかもしれない。

というか、きっちりと仁義を通したい、相手にもちゃんと正確な情報を伝えた上で、相手に納得してもらった上で仕事に取り組んでもらいたい。なーんて、思ってるからしんどいんだと。納得しようがしまいが、仕事なんだから、やってください〜、でいいらしい。ま、人それぞれ千差万別、考え方があるわいな。


ミスを犯すたびに思う。この仕事は向いてないんだろうなと。

しかし、ミスを犯さない人なんているのか?とふと思うと向いてないなんて思う必要はないのかなとも。

ミスを犯さない人ってのは、そういう立場に立たされてないからとも考えられるし。

腹切り(=退職)で責任を取る、みたいな発想がいつも頭をかすめる。

欧米人みたいに、わしは悪くない、相手が悪いのだ!、と横柄に思うぐらいで今の自分にはちょうどいいのかも。


違う大ボスが職場を移るため、荷物の発送手続きをした。サラリーマン・エレジーか。

会社に依存せず、会社なんかにいつでもケンカふっかけられるだけのスキルと実力を身につける。


友達に会社は、逆から読んだら社会だ。できる人間が、できない人間を支えていくところだ、と以前言われた。

年功序列が当たり前の、作れば売れる高度経済成長期で、転職なんてめったにないような時代ならまだしも、

会社では利益を追求するために改善だ、ほら効率化だ、スキルアップだと言われ、外にいろんなチャンスの場があり、実力さえあればそれに比例していい環境、いい給料がもらえるようなこのご時世に、他人の給料を支えるための奉仕の精神で働け、というのは酷ではないかと思う僕は無慈悲な男なのだろうか。

会社というのは利潤を追求し、お給料をもらうためにいくところ。社会はともに支え合って生活を営んでいくところ、ではないのか。

もちろん、会社でも当然メンバーどおし支え合って仕事を進めて行くべきだし、異論はない。

しかし、それはメンバーみんながそれぞれ責任分野を受け持ち、それぞれのメンバーがまわりのみんなが認める努力と仕事量をしていて初めて成り立つものなのではないか。責任と仕事の負荷の不均衡があれば、誰しも不満をおぼえる。

さらに、自分は当事者じゃないというような斜に構えた姿勢、文句はいっちょまえで仕事ができないことを人的工数やスキルが足りないからとはずかしげもなくいってしまう精神。こんなのプロフェッショナルでもなんでもない。


外資系企業では、Job description(職務内容説明書)というものが明確に定義されているらしい。これだと責任範囲は明確だし、やることが明確なので成果が見えやすく評価がしやすい反面、他人の仕事には口を出さない(出せない)ため、仕事の偏りを補ったり、トラブルでの仕事の遅れをみんなで補ったりといった柔軟な、俊敏な対応が難しいとのこと。

かたや日本の典型的な企業は、責任・職務範囲の境目があいまいで、誰の成果が見えにくく、自分の力でやりとげた成果だ!と声高に言いにくい環境である反面、問題が起きた際は、誰かがフォローする互助的な組織だと聞いたことがある。

本音でいうと、外資系の割り切りタイプのほうが好み。外資に勤めたこと無いけど。だめならだめで諦められるし、やったらやっただけ認められるし。「実力があるから言えるんだよ」なんて誰かがいいそうだな。ほんとにそうかな。ただの性格だと思うけど。

いまは、欧米をまねて成果主義だといいながら、一方ではチームスピリットだといい、雇用は守るといい、なんか和洋折衷、ねじれ現象、ひずみが発生し、機能していない気が個人的にする。どこの会社でも同じようなことは起こっているはず。よっぽどどちらかに割り切った会社でないかぎり。


なんか思いつくままに書いてたらまとまりがなくなってしまった。

とにかく理想の仕事環境を得たければ、努力せいということ。勝手に環境が変わってくれることはない。自分が変わらねばならないのだ。

こんなブログを書いてたらまた言われるのは必然。「女にもてないやろ」