立春
晴天。
公園にある池を通り過ぎて、図書館へ。
池には、水鳥たちの群れ、群れ、群れ。水が綺麗だって証拠だろう。
でも「水が汚れるので、えさをあげないでください」と書いてあるのに、平気でえさをやる家族ずれ、おっちゃん。
自分の所有物としてのペットでもない動物たちにえさをあげるという行為をしたがる人間の心理とは?とその光景を見ていつも考える。
「えさをあたえる」側と「えさをもらう」側の間にあるギャップによって引き起こされる優越感からなのか。
自分の行為に対して、純粋に反応してくれることによる「喜び」からなのか。
あるいは、子供を育てることと同じように、人間が本来備えている「本能」からなのか。
池にせり出した桟橋のようなところにスペースがあり、そこに少女二人がシートを広げてお弁当を食べながら、なにやらうつむいて一生懸命。
なにか写生でもしてるのかな?天気いいもんなーと思って見てみると、ニンテンドーDSをしていた。対戦だったのかよくわからんが、「真っ赤に塗りつぶしてやれ!」としきりに連呼。せっかく天気いいんだから、アウトドアな遊びしようよ、とすごく違和感。これも時代の流れなのか!?
夜は、友達とルワンダ大虐殺の話、日本のテレビメディアの問題点に関する話、茂木健一郎の話、などなどを話す。
知らないことが多すぎる。
知への欲求が増してくる。
時間がないときはなおさら。