安藤忠雄に会うの巻

族の巣窟



会社上がりに、あのヒルズ族の生息地、六本木ヒルズ森タワーで開催された建築家の安藤忠雄さんの講演会に行ってきました。

建築に興味のない方はあまりご存知ないかもしれませんが、日本が世界に誇る有名建築家の一人です。実は大阪時代に一度だけ梅田でお見かけしたことがあるのです。そのときは「なんか見たことのあるおっさんやな」としか思っていなかったのですが、10年以上もあとになって再びお目にかかるとは予想だにしていませんでした。

Casa BRUTUSといった雑誌で建築が特集されたりと最近建築がブーム(!?)のようですが、僕も建築が趣味というか興味があり、彼の本を読んだり、建築物を見に行ったりしております。まだまだぺーぺーですが。

で今日の講演会の感想ですが、さすが世界の安藤忠雄小泉首相に主催のさくらの植樹セレモニーに来てくれと頼んだら来てくれただの、イタリアで設計頼まれただの、パリのコンペで採用されただの、アルマーニに依頼され設計しただの、まあ世界的に有名な建築家なので当然ですが、でかいスケールの話を事もなげに話すところがすごい。それでいて自慢たらしくなく、大阪弁でほんと自然にお話になっておられ親近感がわきます。それでいて幼稚園児といっしょにどんぐりを埋めたといったほのぼの話があったり、大阪の町に義理があるのでと地方都市大阪に住み続けていたりと、地位・権力というものとはかけ離れた市民の側の人という感じがして、ますます好きになりました。いっぱい訊きたいことがあるので、将来お話しできたらいいな〜なんて思っとります。まあ夢ですが。。。

P.S.
安藤さんの講演自体はよかったのですが、講演会全体としてはいまいち。理由を言うのはやめときます。。。ほんと失望しました。。。