TOEFL is back

U-jin2006-07-30



今日は、TOEFLを受験に新横浜へ。
前回より勉強してるはずなのに、前回よりできた気がしない。っていうか、リスニング対策、ボキャブラリ対策を立てないとまずいと痛感。試験を受けてて、アメリカだったら、こんな会話が日常茶飯事なんだ、と思うと聞き取れない自分がそこにいて、英語が嫌いになりかけた。

帰り際、菊名駅のそばで小さいお祭りをやっていた。それを見て、ふと、ビジネスの世界で、起業して上場したり、企業をV字回復するような、ビジネスリーダーとして世間で一般的に成功したと言われている人は(成功の定義はいろいろあるだろうが)、楽しいと思えること、例えばこんなお祭りとか、友達との休日のランチや、花火大会や、ライブや、旅行といった欲望を必ず犠牲にしてきているのだろうな、と思った。でも、そういう人たちってのは、仕事の上で成功、自己実現という欲望が、一般の人たちが楽しいと思っているそんな日常の欲望を上回っているから、犠牲、なんて意識はないんだろうな、と思い直した。俺なんかは、まだまだ友達と飲みにいきたいし、ライブにも行きたいし、ぜんぜん遊びたい。TOEFLなんてできることなら受けたくない(英語は好きだけど)。なにもかもいやになったとき、友達に愚痴ったことがある。友達は、「おまえには確固たるVisionがないから、ぐらつくんだ」と指摘された。Visionは一応ある。でも、それを信じきって、貫けるなにかが足りない気がする。今感じる欲望を犠牲にしてまで、それを貫けるくらいのなにか。情熱なのか、信念なのか。俺もそれほど強くない。ギリギリで踏ん張ってる。ギリギリで。

試験後、カフェラテで一人慰労会。そこのコーヒーショップには、好きなロスコの絵が数枚飾られているのだが、全部新しい作品に変わっていた。飾られてる絵に興味なんてなく、関心のないお客さんは、たぶんぜんぜん気づいてないだろうけど、こういう小さい心遣いって大切だと思う。見てる人はちゃんと見てる。個人的にはこういうホスピタリティー、大好きです。